再受験者向け | 医学部受験の予備校・個別指導塾なら医匠塾

お電話は0120-880-199
お問い合わせフォーム

再受験者向け

近年医学部再受験は「ブーム」という言葉で形容する必要すらないほど一般的なものとなってきています。もちろん受験者全体から見ればまだまだ少数派ではありますが、日本全国どの医学部の入試会場においても、また実際の合格者や入学者のなかにも再受験生は一定数必ず存在します。医師という職業が多くの人を魅了し、将来の進路や生活を大きく変更してまで目指す程の価値が医学部受験にはあるということでしょう。

医学部再受験を考えておられる方にとって、さしあたって必要となるものは、いざ受験勉強に取り掛かるうえでの手引きとなるような、信頼に値する情報でしょう。インターネットで検索してヒットする膨大な情報の中には、良質かつ有益なものも見られますが、他人の足を引っ張ろうとするだけの無駄なものが大部分で、いたずらに混乱させられます。
したがって、基本的に書籍以外のツールでの情報収集はあまりお勧めしませんが、そのような有象無象の情報の中でも信用に値するのが、経験者による検証が十分になされ、今や一般論として定着しつつある、「医学部再受験の厳しさ(難しさ)」についてです。
これについては紛れもない事実であり、決して目をそらしてはいけません。

ここで強調したいことは、医学部再受験の厳しさを十分に知らずに安易に足を踏み入れるべきではないということです。
またその一方でネガティブな情報をすべて鵜呑みにして自分には無理だと即断し、将来の良医となる可能性の芽を摘んでほしくもありません。
そこで、医学部再受験生を取り巻く現状について、簡単ではありますが解説したいと思います。そのうえで挑戦するか否か慎重に検討してください。

インターネットで医学部再受験関連の情報を検索すると、次のようなものをよく目にします。【医学部再受験の成功率は高くて2割、最も低い数値では2%】と。想像以上の低い数値に少々驚かれるかもしれません。かなりまことしやかな情報ですが果たしてこれは真実なのでしょうか。
このデータは恐らくは某SNSの医学部再受験コミュニティの加入者数に占める実際の合格者数から算出したものと思われ、決して公式に発表されたものではありませんが、かと言っていい加減なデータかと言うとそうでもなく、実感としてはほぼ実情を反映しているように思います。
それならば再受験生の合格率はなぜここまで低いのでしょうか。その有力な根拠としては大きくは以下の2つが考えられます。

第1の理由は、医学部再受験は「誰でもエントリー可能」だからです。
誰か近しい人に再受験への挑戦を宣言するだけで、あるいはそうしなくとも最寄りの書店で参考書一式を買い揃え、形だけでも学習に取り掛かる、それだけで医学部再受験生を名乗ることが出来ます。また近年の自己発信ツールの増加も相まって、やたらと総母数ばかりが増えているのです。無計画に参入する人が増加すればその分淘汰される割合も増えるということは自明の理でしょう。
現役生を始め若年の受験生は大抵は現在進行形で学習を継続しているので、自分の実力や合格可能性を把握する機会が多く、また周囲の目もあるため、不用意に医学部志望を名乗るようなことはしません。ある程度合格の目途が立ってから本格的に対策を講じていくことでしょう。
医学部再受験を志しながら中途で挫折し、結局は撤退するような受験生の殆どは無計画なままに足を踏み入れ、厳しい現実に打ちひしがれて撤退していくような人々です。
経済的面などやむを得ない事情による場合も中にはあるでしょうが、大抵は気力やモチベーションが底をついたという理由でこれまた安易に受験を断念しています。
そのような人々はポテンシャル的に将来の医学生としての厳しい勉強生活に耐えうるキャパシティを持ち合わせていないため、ある意味正常な濾過装置が働いたともいえます。
把握する限りでは、しっかりとした合格までのビジョンを描き、覚悟や決意を以て継続的に努力できる人であれば、合格までの年数の差はあれどほぼ全例最終的には合格できているように思います。
しかしこの一見簡単に思えることが実際は極めて困難なことでもあるのです。

次に第2の理由としては、再受験生は受験勉強を習慣化するのが困難であるということが挙げられます。
現役生などは両親の経済面生活面での十分なサポートのもと学習に集中することができますが、再受験生、特に社会人の方々は高校生に比べ何かと時間的制約が付きまといます。
仕事で責任のある立場にいる方などは、定まった勉強時間を確保することすら困難な場合があります。
高校生や浪人生と比べものにならないほど人間関係も行動範囲広いため、その分受験勉強を習慣付けるにあたって障害となるものが多くなってしまいます。
それもやむを得ない事なのかもしれませんが、結果が全ての受験においてはそのようなことは言い訳にもならないため、各自対策を講じていかなければなりません。
例を挙げると、まず受験勉強において(量が期待できないので)質を追求していく事。
また周囲の人(職場の同僚や大学の同級生)とは全く異なる目標に向かっていくわけですから、人付き合いにしても必要最小限に止め、浮いた時間を学習時間に回す事などです。
結果として現役生浪人生以上に孤独な闘いを強いられるため、それに長期間耐えうる強靭な精神力が必要不可欠となります。

ただ、仕事については合格の目途がきちんと立つまでは退職や休職はお勧めしません。
(合格の目途とは具体的には前年度のセンター本試験で総点75%を超える事です。このラインを超えれば1年間集中的に受験勉強に専念することで次年度のセンターでは国立医のボーダー付近くらいまでは持って行けるはずです)
合格出来るかどうか不確定要素の大きい世界ですので、安定した収入源を捨てて退路を断ってしまうのはリスクが大きすぎると思います。
1日あたりの学習時間は短くはなりますが、質を重視した学習を心がけ、長期戦(通常は3年・最長でも5年)を想定して過度に気負うことなく気長に取り組みましょう。
周囲の人へ医学部再受験について告知(宣言)するのも合格が見込めるようになるまでは控えましょう。自らに無闇にプレッシャーをかけることになってしまいます。

最後に、学習を進めていくにあたってのアドバイザーの必要性について述べて締めくくりといたします。
近年市販の教材が充実し、以前と比べれば格段に独学がスムーズに進められるようになりました。しかしこれだけで医学部合格を確実に出来るかというと、一部の例外を除いては難しいのではないかと思われます。
予備校(大手)についても、決して通うだけで合格が保障されるわけではなく、却って徹底した自己管理能力が問われ、万人にお勧めできるものではありません。
学習を進めていく過程で、各人に問題の取り組み方にあたっての悪い癖が生じてくるもので、これはしかるべき人に指摘してもらわなければ改善は困難です。早ければ早いほど容易に改善でき、以降の学習の効率が飛躍的に上がります。
大人という立場上、他人から一方的にアドバイスされたり、時には注意されたりするのはあまり気分のよいものではありません。そのため極力知恵を働かせ独力で何とか上達を図りたいと考えるのが人情です。しかし習い事でもそうであるように、そのような姿勢は時にはステップアップの絶好の機会を逃してしまいます。
極力短期間で医学部再受験を成功へと導くためにも、気軽に分からないことを質問したり学習相談を出来るような優秀な師を身近に持っておきましょう。
あなたが医学部進学を実現できるよう万全の体勢でサポートしてまいります。

医匠塾へのお問い合わせはこちら